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令和7年3月定例会一般質問②オーガニック給食について

2025年3月31日
読了時間: 3分

『オーガニック給食の導入について』

 現在、小学校や中学校において、アトピーやアレルギーなどの身体的症状、発達障害や鬱、ひきこもり、多動や精神的不安定などが児童・生徒に見られるという話が耳に入ってきます。

 子どもは発育発達期にあり、大人以上に食によって心や体が大きく影響されるのは当然であり、食習慣の改善によって、これらの症状のほとんどが改善されるという研究結果もあります。食べるものによって体が作られるということは多くのかたが知るところですが、心までも食に左右されるということを知るかたは多くはありません。

 2005年に制定された食育基本法の前文においては、『子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくためには、なによりも食が重要である。今、あらためて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育、体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている』と述べられております。

 つまり、未来を担う子どもたち、私たちの宝である子どもたちを守るには、知育、徳育、体育の基礎となる食育がなによりも大切であるということです。

 私は昨年11月に行われた第2回全国オーガニック給食フォーラムin常陸大宮にオンラインで参加しました。そこでは昨年8月時点で全国にあるオーガニックビレッジ宣言をした129市町村のうち117の自治体においてオーガニック給食に取り組んでいるということが報告されております。

 また、昨年5月に改正された食料・農業・農村基本法において、みどりの食料システム確立のために、文部科学省においても令和7年度概算要求として9,000万円を計上し、先進事例創出のための調査・研究を行う予定です。

 また、オーガニック給食事業を推進することにより、それぞれの地域住民への食文化、産業への理解促進が図られるとともに、私の質問の1問目の食料安全保障や食の安全・安心の推進にもつながります。子どもへの投資は私たち大人の未来への投資でもあります。

 以上を踏まえて質問します。

 現在の我が市におけるオーガニック給食導入についての現状についてお答えください。また、他市の状況、今後の取組についてもお答えください。


(市の答弁)

⑴現状について

 学校給食における食材の選定については、本市が策定している第3次西条市食育推進計画において、積極的に地元食材の活用を行うこととされていることからも、各調理場において西条市産、愛媛県産の食材を取り入れるようにしております。

 また、学校やPTAの代表者、学校栄養教員などで組織する学校給食会において物資選定会を開催し、実際に食材の品質の確認や試食を行うなど、価格だけではない食材の選定を実施しているところでもあります。

 有機農産物などの利用につきましては、学校給食で使用する食材は、安定的な供給量と学校給食費を圧迫しない価格設定などが求められることから、現在のところ、学校給食全体での積極的な利用には至っていないところであります。


⑵他市の状況について

 県内におきましては、農林水産省の取組報告として今治市の学校給食での事例が紹介されており、今治市において有機農産物の利用に取り組まれているものと認識しております。


⑶今後の取組について

 本市におきましては、学校給食法など関連する法令、計画にのっとった施策を引き続き推進するとともに、市の食育や農業部門の関係部署及び学校給食食材の関係者との情報共有等を行いながら、地産地消を推進し、ふるさとを愛する児童・生徒を育み、また児童・生徒にとって安全・安心で必要な栄養量を満たすおいしい給食を提供することに今後とも努めて参りたいと考えております。

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